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椎間板ヘルニアについて

ヘルニアとは、ラテン語でいえば脱出という意味になります。つまり、もともとの場所に圧迫などの原因があって、もっと快適な場所へと脱出してしまうことを意味しています。

腰椎椎間板ヘルニアは、腰椎と腰椎をうまく連結させて動作を軽快にするための椎間板の中身の髄核が、外へ飛び出してしまう病気ですが、髄核が圧迫を受けたから飛び出すのかどうかは明確ではありません。

しかし、骨にかかる過度の負担が大きな原因の1つであることは間違いないようです。もともとクッションとしての役目を果たす椎間板は、いわゆる軟骨と呼ばれる柔らかい骨です。

この軟骨は20代を過ぎたころから徐々に老化し始め、だんだん薄くなってきて弾力性も乏しくなってきます。つまり、やわらかい状態から硬い状態へと変化してくるとも言えます。固くなった椎間板の中身の髄核は、居場所がなくなって移動を始めてしまうのです。

腰椎の椎間板ヘルニアはヘルニアの代表格です。他にも頚椎にも多く発症するようですが、特に腰への負担が大きい現代人にとって、腰椎椎間板ヘルニアは多くの方が抱える悩みです。

椎間板ヘルニアになっても痛みが無い場合もありますが、重度の症状になりますと、排尿障害や排便障害にいたるケースもあります。

椎間板ヘルニアの予防に大切なのが、姿勢を正すこと、および筋肉を鍛え、適度なやわらかさに保つことです。しかし、これらはいずれも現代人にとって成しがたい場合が多くあります。

毎日姿勢をチェックして、筋肉を鍛える、というだけではそれほど難しくはなさそうですが、子供から大人まで忙しい毎日を送る方はほとんどで、一日の間に健康に気を配る時間をなかなか見つけることができない、と悩まれる方も多いようです。

この状態でできることは、やはり少しずつでも改善を心がけること以外に無いと言えます。仕事を棒に振ったり学業をおろそかにする前に、出来るだけ早く、自分の体を思いやるようにすることが大切です。