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肥満のタイプと食事療法

メタボリックシンドローム、略してメタボは、外見からはそれほど肥満ではないと見えても、内臓脂肪が蓄積して、HDLコレステロールや血圧、血糖値などの異常も重なり、動脈硬化による疾患を起こしやすい健康状態のことを言います。

これには、臀部や太股などに多く脂肪がついている洋ナシ型の肥満と、腹部にたくさんついているリンゴ型の肥満の2つのタイプがあります。

また前者の場合は皮下脂肪が多い肥満、また後者の場合は腹部、つまり内臓にたくさんの脂肪がある肥満であることが多いと言われています。

このうちで特に健康に害の出やすいのが、内臓脂肪型のほうで、高血圧や糖尿病になる確率も高いタイプですが、皮下脂肪型よりもその脂肪分を食事や運動療法で落すことが容易です。

このような場合、健康にもっとも大切なのは食事療法です。摂取エネルギー分が過剰にならないようにすること、また過食傾向も改善しなければなりません。まただからといって3食をしっかりと摂ることも大切です。

間食は控えるようにし、最初は難しくても、徐々にダイエットをするようにしていくと健康効果もアップします。ダイエットと言うと健康に害の出るような無茶なやり方をする人もいますが、きちんと健康とのバランスを見たダイエットをするようにしましょう。

食事は毎日のことですから、ここに気を使わないと肥満の大きな原因となってしまいます。例えば揚げ物をゆでたり、蒸す、煮る方法に変えることでも効果がありますし、ドレッシングを少なめに摂ることも必要です。

また最近の若い方は食べる速度が早すぎるとよく言われます。早いとそれだけ噛む回数も少なく、内臓にもよくありません。またゆっくり食べると食べ過ぎることはほとんどありません。

また運動療法では余分なエネルギーを効果的に減少させるためにお勧めなのがジョギングや水泳療法などの全身運動です。基礎代謝を向上させ、インスリン作用を改善し、太りにくい体質を作ることにも効果があります。

薬物療法では、食欲を抑制して減量を行う方法や、消化吸収を阻害して減らすものなどがありますが、医師の用法を確実に守ることが重要です。