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四十肩・五十肩

治療について

五十肩は中年以降の方に最も多く、左右どちらかの肩に一度発症すると、逆の肩に再発したり、一度五十肩になって治療を受けた場合でも同じ肩に再発する場合もあります。

このことから、五十肩の治療においては、痛みの解消と肩関節の可動域の復帰とともに再発防止のための措置を取り入れることも大切になってきます。そしてこの3つを柱として治療を進めるためには、まず患者さんの努力と根気が何より大切です。

五十肩の慢性期に入ると、肩の可動域を復帰させる目的で様々なリハビリを取り入れます。またこのリハビリをうまく効率化することが、再発防止にも役に立ちます。

また肩をよく温めることも大切です。痛みがあってリハビリができない場合も肩をできるだけ冷やさないようにし、血行を高めていくことで肩を自然な状態に維持することが大切です。

五十肩の痛みには痛み止め、そして安静にすることが何よりです。そして、可動域の回復にはリハビリを継続させて少しずつでも肩関節を動きに慣らしていかなければなりません。

問題はやはり再発の防止策になりますが、治療中、あるいは終えた後でも、運動不足の傾向が強かったり、座り仕事ばかりしていて猫背になりやすい、肩を一定の動作にしか使わない、慢性的な肩凝り持ちである、糖尿病の気がある、入浴はシャワー辺倒、両肩が同じ高さまで上がらない、などの症状を持っている場合は特に再発防止のために矯正すべきです。

とはいえ数も多く、なかなかチェックできない場合も多いですので、まずは運動不足を解消させ、猫背をできるだけ取らないようにすべきです。

五十肩になるとどうしても肩が痛むために猫背気味になりがちです。このような場合はできるだけ横になることで背中をまっすぐな状態に維持することが効果的です。

また椅子に座る場合には背もたれに背中をつけるように心がけて、そのうえで普段どおりの生活を継続できるようにすべきです。痛みが消えたら元通りにならないように、仕事や家での生活でのケアを継続させるように努力しなければなりません。