運転手の腰痛を防ぐ会 » 椎間板ヘルニアへの負担軽減

椎間板ヘルニアへの負担軽減

椎間板ヘルニアでは、立ったり、または座っている時でも、自分自身の体重を支える負荷だけで身体に大きな負担となり、必要な水分が抜けてクッション性がどんどん低下していきます。

またこの大きな弱点が、同じ姿勢や同じ体制を長い間維持することに弱いということです。身体にとってよくない同じ姿勢を維持することとは、寝ている間以外の全てであるとも言えます。

この弱点を少しでも緩めるためには、運動しなければなりません。また運動でも、あまり腰に負荷のかかるものはよくありません。

であれば、椎間板まわりを逆に引っ張る、あるいは硬くなった筋肉を伸ばすなどのストレッチではどうなるでしょう? この答えは身体にとってとてもよいこと、と言えます。

筋肉を伸ばせば、負荷によって蒸発したように減っている水分を取り戻すことにも効果があります。

また腹筋や背筋を鍛えることも大切です。筋肉が骨をサポートする力が減れば減るほど、余計な圧力が増えます。

背筋を鍛え、またストレッチ効果もある体操法として、薄めの布団にうつ伏せに寝た状態で、臍から下にまくらやクッションを挟みます。またその後顎を引いてからゆっくりと状態を起こしていきます。

10センチほど起こしたら5秒程度静止し、再び脱力させて戻します。これを1セット10回、一日に2セットぐらいが目安です。

ヘルニアに限らず、腰痛を持っている方には、体の中心を支えている腹筋と背筋の強化が大切です。これらの筋肉は背骨に対するコルセットの役目があり、加齢によって筋力低下が進むと、背骨にかかる負担が増え、特に椎間板は変性を起こしやすくなります。

ストレッチは、筋力をアップさせることで椎間板への負担を軽減し、また痛みが出にくい背骨を取り戻すためには欠かせない療法であると言えます。

ですが、だからといって無理は禁物です。医師によく相談し、最適なストレッチ法を、最適な状況で継続させていくことが大切です。